物に執着するのと、こだわりを持ち大事にすることの違い
数年経っても使わない物、最初は使っていたんだけど、今は誰にも見えない場所にしまっておく。
それがストレスになっているはずなのに、
「あとで使うから」
「いずれ使うから」
ポイッと置き去り。
物からすれば、埃まみれになりそして老朽化が進み辛い状態になっているんだけど持ち主の
「いずれ使うから」
の思いを信じ、グッと踏ん張ってくれている。
なのに、しばらく音沙汰なしでシーーン...。
「やっと来てくれた!出番が来たッ」
と持ち主が現れた頃には
「うわっ、錆びてるわぁ。これ使い物にならんわぁ、処分処分」
とポイッ。
それだったらもっと早めにリサイクルをしたりして次に本当に必要としている人のところで活躍してもらったり、物を苦しめず、あの世にお返しする(この世ではそれを処分といっていますが)方がよかったのだと思います。
僕自身、過去は上記のような人でした。
後で後で後で、のオンパレード。
物に執着はしているんだけど、しっかり大事に使っているのかと思えば埃まみれにして使っていないという物が多かったです。
かなり反省しました。
今は循環を大事にしています。
そしてこだわりを持っています。
本当に大事にするならとことん大事にする。
その気持ちが変わり、どうしても受け入れられないのであれば、必要な方のところへ行って活躍してもらえばいいとリサイクルのお力をお借りしています。
物自体のパワーに限界があるのであれば処分をします。
年末大掃除というのは今一度、それが出来ているかの確認の時期だったのかもしれないですね。
今日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。
他人からのエネルギーに翻弄されていたあの頃②
2009年9月にアンフィニを開業し、その頃は雑誌やメディアのお力添えもあり、大変多くの方々とご縁を頂いた。
今に比べればまだまだ若い自分だったので、「元気があればなんでも出来る!」
「ちょっとくらい睡眠時間が減ったって平気」
「どれだけの人が一日にお越しになられても対応できるパワーがある」
と、思っていました。
きっとカウンセリング業に生きがいやりがいを感じていたので、疲労が重なっていてもその疲労感に気づかなかったのだと思う。
当時は1日で平均5〜6人のカウンセリングを行っていた。
クタクタにはなるんだけど、それを充実(喜び)と捉えていた。
整体とヒーリング(気功)も会社員時代に学んでいたので、当初は整体とヒーリングの施術も取り入れていた。
カウンセリング、整体、ヒーリング。
それらを一日ビッシリ行っていくわけである。
(今となっては考えただけで冷や汗もんです)
一日の終わりには、自分をヒーリングし、お相手の方から受け取ったエネルギーの浄化を行っていた。
だけど、数年が経過するときに
「あれっ。。なんだろう。。最近やる気が出ない。。カウンセリング、したくない」
このように思うことが急激に増えた。
自分をヒーリングし、浄化していてもエネルギーのケアが追いつかなくなっていたのである。
僕は神社やお寺に昔から足を運ぶことが好きだった(家族がありとあらゆる神社お寺に連れて行ってくれたのが大きい)ので、神社やお寺のご神仏に浄化をお願いをしながら乗り越えていた。
しかし、やっぱり人間には限界があるもの。
モチベーションもそう長く続くことはなく、自分が持っているパワーがどんどん減ってゆく。
たとえパワー補充をしても、カウンセリング、ヒーリング、整体と、エネルギーはすぐに飛んでゆく。
これはお越しくださる方々のせいでもなんでもなく、自分のエネルギーバランスうまくコントロール出来ていなかったことに他ならない。
「コントロール出来ない自分は、サロンを継続していく資格はない」
そう思うようになることが多く、いつお店を終おうかと考えることが増えていた。
そんな中で、人ととの出会いを通じて、大きく自分が変わっていくことになる。
この方も、過去に負のエネルギーに翻弄されることがあったというご経験をされていたのだが、浄化を徹底し、自分の感覚を取り戻すことを大事にされてきたという。
負人のご相談をお聞きするのは、お相手の負のエネルギーを浴びることは当然なので、下手すれば自分の生命エネルギーを削るようなもの。
負のエネルギーを浴びる仕事をしていれば浄化は追いつかなかったり、パワー補充が追いつかないことがあるのも当然だということ。
「そうか!自分は勘違いしていたんだ。」
「カウンセリングもヒーリングも整体も、自分の中にあるエネルギーで行っていると勘違いしていたんだ。。」
目から鱗が落ちました。
そして、自分が頑張っているときには自分を守る守護者たちも必死にパワーを使い頑張ってくれていたということ。
カウンセリングをする中で、相談者さまのご守護の方のお知恵を頂けなければお伝えすることが出来なかったということを改めて痛感することとなった。
僕だけでなく僕の守護の人たちもかなりクタクタになったいたということが分かり、とても悔やんだ。
それだけじゃない。
お越しくださる方々、そしてそのご守護の方々も本当に必死でお越しになられるんだ。
自分がエネルギーを整えていなかったらどうする!
自分だけじゃなくて周りの人にも多大なご迷惑をおかけする。
それからだ。エネルギーバランスを整える生活が始まった。
世の中には良くも悪くも様々なエネルギーが存在し、エネルギーの防御、浄化、補充が大事だということ。
整体、ヒーリングの活動を休止し、カウンセリング一本に絞り、一日のカウンセリング人数を2〜3人とし、空いた時間でバランスを整えることを行っていった。
失われたエネルギーを取り戻すのは正直、楽ではない。
浄化が起きると過去の記憶や肉体に抱えていたものが正直に表に浮上することがあるので、とても辛い時期もあった。
エネルギーバランスを整えるの、もう嫌だ。
と思ったこともあったのだが、エネルギーが整ってくると出会う人間関係も次から次へと変わり、バランスを整えることを後押ししてくださる方々に出会えることが必然的に増えた。
頑張っているのは自分だけではない。
後押しをしてくれる僕の守護の人たち。
いろんなところから必要な情報、人間関係を見えないところで繋いでくれている。
エネルギーという言葉、信じますか?
言葉は信じなくてもいいと思います。
誰でも「体感したことがある」はずです。
誰でも、人や場所、スマホやテレビから影響力を良くも悪くも受け取ることがあるでしょう。
影響力もエネルギーです。
ストレスもエネルギーです。
喜びもエネルギーです。
そして、誰にでもご守護の方々はいらっしゃいます。
あなたが信じても信じなくても、変わらず守ってくれています。
「直感」という言葉がありますが、直感の中にご守護の方々の重要なサインがあるわけなのです。
「直感が降りてきた」という言葉がありますようにまさにそのことを意味しているんです。
守護は僕らが目には見えないエネルギーから必死に守ってくれていますが、目に見えることから身を守れるのは僕らにしか出来ません。
適材適所ってやつです。
何をするにしても人生を生きる限りパワーが必要です。
だんだんと世の中を飛び交うエネルギーは良くも悪くも強くなっています。(電波が飛び交う世界になったのもひとつの要因かも)
やる気がなくなったり気持ちが弱くなるのは、
あなたが単に弱かったからとか、繊細すぎるから、と決めつける必要性はありません。
エネルギーが弱まれば誰だって弱くなるんです。
エネルギーが弱まれば誰だって自分を信じる気持ちを見失い、他人に代わりに自分の人生の答えを言ってもらいたくなってしまうものなんです。
僕も現在は日々エネルギーバランスを整えていますが、自分だけではバランスは整いません。
数々の神社やお寺、自然あふれる場所、それだけでなくて自分にとってパワーが回復できるところのお力添えがあってこそ、成立しています。
アンフィニでは、お越しくださる方々のエネルギーとメンタルを感じ取りお伝えすることを専門としています。
出来ることはしっかりと致しますし、出来ないことはそれに対応できる専門機関のご紹介も行っています。
これもエネルギーバランスの取り方のひとつです。
自分で出来ることと出来ないことをしっかり見極めること。
これは誰にとっても必要なことと思います。
エネルギーを取り戻し、人生を再び楽しめるように。
皆さまと共に前に進みます。
長々とお読みくださいましてありがとうございました。
他人からのエネルギーに翻弄されていたあの頃①
小さい頃から、人と接するのが億劫だった。
たとえ接することが出来ても距離感を感じてしまう。
周りの空気にも敏感。
生きていくのがとても辛いとばかり思っていた。
人に相談すると
「君は真面目すぎるんだよ」
「気にしなきゃいいんだよ」
「自信を持って!もっと胸を張って!」
「自由に生きればいいのさ」
そのようにアドバイスを言ってもらうことが多く、僕のことを思って言ってくれてるんだけど、聞けば聞く程、自信を失い、人を羨ましく感じるようになっていった。
自由に生きればいいってどうやって?
どうすれば自信が持てるんだ?
気にならなくなる方法を教えてほしいのに。。
僕は幼い頃から、人の空気感や場所の空気感にはとても敏感だった。
少しでもピリピリした空気に触れると、
「あっ、自分がいるからピリピリさせてるのかも」と自分中心に結論を出してしまう始末。
そりゃ「あなた考え過ぎですよ」と言われても仕方ない人生を送っていたわけです。
社会人になって営業マンになったが、空気を読むことを活かせばいいのに、逆にお客さんの「営業かー。早く帰ってくれー」という気持ちを先読みしてしまい、強く押す営業というのは出来なかった。
幸い、その頃は良き人脈に恵まれ、平均以上の売り上げを頂くことが出来たのだが、「自分で仕事をしてる!」というやりがいを感じることが少なかった。
気がラクになる方法が知りたい。
何も気にせず、人と接せるようになりたい。
と、会社勤めをしながら週一ペースでありとあらゆるセミナー(心理学、スピリチュアル、営業マナー、経営者養成)に通ったが、逆に自信を失くすことも多かった。
一緒に受講している生徒さんとの比較が自分の中で始まったからである。
「あぁー、あの人の方が輝いている」
そんな感じで劣等感の塊だったわけです。
それと同時にこんな気持ちも湧いていた。
「こんな気持ちになってる人って今まで自分だけだと思ったけど、色んな人と接してゆくうちに年齢、性別、地位権力、関係なく人は弱くなったり強くなったり悩んだり悩まなかったりするもの。強そうに見える人でも心の中では葛藤を抱えたりしていること。自分の今までの感覚を活かして相談を聞くカウンセラーになりたい」
この想いが強くなり、カウンセリングの勉強に熱を込めて取り組む。
スピリチュアルセミナーにも通っていたので、オーラやエネルギーを感じ取りご守護の方々のメッセージをお伝えするということも熱心に学んだ。
すると引き寄せというものだろうか。
仕事の営業中に、営業先のお客さんから悩みの相談を受けたときに、自然に「聴く」ということと、感じたままにお伝えするということをするようになっていた。
それが拡がり、色々な方から相談を受ける機会が多くなり、会社勤めをしていたのでお金を頂くことはなかったが、生きがいやりがいとして活動すりるようになった。
そして2009年8月に大変お世話になった会社を退職し、2009年9月アンフィニを開業することになる。
続く。。。