今の時代だからこそ、敏感体質は活かせるものです。

ＨＳＰやエンパシー等、敏感体質に関する名称は数多く存在しますが、

様々な物事に敏感であるということに変わりはありません。

波動、音、匂い、仕草、色、等。

または特殊に霊的に物事を感じる等。

感じ方は個人個人違いますが、敏感に感ずる感受性のアンテナが極めて強いという体質を生まれ持っています。

これは、決して病気ではなく、【気質】【体質】です。

しかし、日本では、まだまだ、敏感体質に関しての特質の活かし方を教えてくれるところは少なすぎるといえます。

敏感体質の強みは、

様々な事柄に早めに気付くことができる「危険察知能力」を兼ね備えているということです。

弱みは、

良いものでも悪いものでも、色々なことを無意識にキャッチしてしまうので、翻弄されてしまい、自分を見失うことが多く、生き辛さを感じることが多いことです。

この敏感に感じたことを他人に話すと、

ほとんどの人には理解してもらえないということも多いと思います。

理解してもらえない＝感じ方が間違っている

という認識になってしまい、最終的には自分を責めるというルーティンになってしまうということになりやすいです。

敏感さは治すものではありません。

敏感さの特質、その人なりの体質を知り、活かしてゆくことのほうが、本当の意味で人生に潤いが出てくるようになります。

今の時代になって敏感体質な人々が増えている理由があると思います。

私はこの仕事をしていて日々痛感するのが、人の心の力が年々弱まっているという危険性を感じています。

文明は発展しているのに、人の心が失われてゆくという矛盾があるのです。

インターネットや人工知能の普及など、便利であるものの、普及するごとに、

人の心の在り処はどんどん減ってゆくのではないでしょうか。

最近になって、敏感体質の方々は、どこか心が落ち着かないことでしょう。

穏やかな日々というより、なぜか焦る日々だと感じている方々も多いと思います。

人の心もマニュアル化されているように感じます。

敏感体質の方々は、無意識のうちに、

人の心が失われないようにバランスを保たねばならないという危険性を感じているのかもしれません。そして、その危険性やバランスを保つ重要性を伝えていきたいのかもしれません。

今の時代だからこそ、敏感体質は活かしてゆく必要性があるのだと思います。

それでは今日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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