敏感＝特殊能力ではない。
敏感体質には、その体質なりのメリット・デメリット
鈍感体質には、その体質なりのメリット・デメリット
が存在しています。
この世にはどちらの体質も必要です。
敏感体質からすれば「敏感でいること」が普通だし、
鈍感体質からすれば「鈍感でいること」が普通なのです。
どちらが上か下か、どちらが優れているかというジャッジメントの価値観で判断すれば
その時点で普通じゃないのです。
「普通」というのは、世間一般的にいろいろ平均的であることを「普通」と表現されることが多いです。
この定義に僕は昔から違和感を感じていました。
普通とは、人それぞれが、それぞれの感じ方や価値観を持っていることが当たり前であり普通なのだと思います。
過去、(自称)能力者にお会いしたことがありました。
その方に
「私とあなたは特別で、その私たちは特殊能力を持っているからその使命を受け入れて身を粉にしてでも人を助けるべき」
と言われたことがあります。
強烈な、強烈な違和感を感じました。
(私たちって・・・こちらも勝手に巻き込むなよ)と思いました。
それから自然と疎遠になりました。
誰しもが特別であり、誰しもが持っているものが違うことが普通なんです。
特殊である、と自ら思い込むとそこから孤独が生まれるのですから。
敏感ならばそれがあなたの「普通」でいい。
鈍感ならばそれがあなたの「普通」でいい。
どちらも普通。
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